FXで自分に合った
手法を作るには検証が必須です。

ですが、ただやみくもに
検証をしたとしても
自分に合った手法はできません。

 

そこで重要なのが、
統計データを取る事です。

これを取ることで、
検証した手法の特性が
よりわかることになり、
自分に合った手法ができあがります。

 

では、その統計データは
何をどのように
取ればいいのでしょうか?

今回はこのことについて
お伝えしていきます。

 

勝率と収益

FXの検証で統計を取る場合、
最初に見るべきポイントが
勝率とトータルの収益になります。

 

これを知っておくことで、
自分が検証した手法が

・どのくらい勝ちやすいのか?
・どのくらいのプラスになるのか?

といったことを把握できるので、
迷わずにトレードができます。

 

損益比率

勝率と収益を把握したら
次に確認すべきなのが
損益比率になります。

 

損益比率とは、
その名の通り、

“損失と利益がどれくらいの
比率なのか?”

ということです。

 

よく、“リスクリワード”
なんて呼ばれています。

 

例えば、損益比率の統計を取って

・損切り:-20pips
・利食い:+40pips

という平均値になっていた場合、
損益比率は1:2になります。

 

そして、この損益比率は
勝率にかなり影響を与えます。

基本的に
利益の幅が損失の幅よりも
大きければ大きいほど
勝率は落ちていきます。

 

なぜなら、利益を大きくすると、
思惑の方向に動いたとしても、
利食いまで届かずに
戻ってきやすくなるからです。

その為、
損切りになりやすいので
勝率も落ちていきます。

 

ただし、利益幅の方が大きいと、
損切りになったとしても、
たった1回の利食いで
損失を取り返せるだけでなく、
プラスへ持っていくことができます。

 

逆に損切りの幅が
利益の幅より大きくなると、
その分、含み損を抱えても
戻ってくることが多くなるし、
すぐに利食いができるので
勝率は高くなります。

しかし、その分、
損切りになると、
1回の利食いだけでは
損を取り返せない事もあります。

 

その為、損益比率は
検証データから統計を取って
勝率を考慮しながら
バランスを取っていく必要があります。

もし、私が考える、
理想的な損益比率について
知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXの手法で理想のリスクリワードはどれくらいなのか?

 

時間帯別損益

FXの検証で
次に取るべき統計が
時間帯別損益になります。

 

FXでは、

・オセアニア時間
・アジア時間
・欧州時間
・ニューヨーク時間

といったように
時間別に市場が別れていて
チャートの動きも変わってきます。

 

その為、時間帯別損益を
チェックすることで、

「検証した手法が
どの時間帯に力を発揮しやすいのか?」

ということが
統計からわかるのです。

 

例えば、検証した手法の
時間帯別損益をチェックしたら、

“欧州時間と
ニューヨーク時間の損益が良かった”

となっていたとしましょう。

 

そしたら、その手法は
夕方以降の相場で
力を発揮する手法なので、
その時間帯だけを
トレードすればいいのです。

 

また、時間帯損益を
チェックすることで、
トレードをする時間を絞れるので、

“ずっとチャートの前に張り付く”

なんてこともせずに済みます。

 

曜日別損益

次に取る統計データが
曜日別損益になります。

 

FXは24時間トレードできますが、
月曜日から金曜日までの平日です。

そして実は月曜から金曜まで
全く同じ動きをするのではなく、
違った動きをします。

 

例えば、週初めの月曜日は
動きが悪くて、
火曜日~木曜日までは良く動く。

そして金曜日になると
手仕舞いが多くなるので
また動きが悪くなる。

みたいな感じです。

 

その為、
曜日別損益の統計を取ってみると
自分が検証した手法が、

・月曜日が苦手
・火曜日から木曜日が得意

といったように
特徴が出てくる事が多いです。

 

そして、
この特徴がわかれば、

“月曜日はノートレードで
火曜日からトレードをしていく”

という戦略も立てることができて、
FXでより効率的に
安定した結果を出すことができます。

 

通貨別損益

もし、1つの通貨だけでなく、
複数の通貨を検証した場合は、
通貨別損益の統計も取りましょう。

 

FXでは通貨によって、
動きに特徴があったりするので、
同じ手法であっても、

・相性が悪い通貨
・相性が良い通貨

といったように、
けっこう分かれてきます。

 

また、通貨によって
ボラティリティも変わってくるので、
損益比率を調整する必要も
出てくることがあります。

特にポンド系の通貨なんて
ボラティリティが高いので、
他の通貨と同じ損益幅だと
ノイズに巻き込まれる可能性があります。

 

よって、通貨別損益の
統計データを取ることも
検証した手法で
上手く利益を出すことへ
つながっていきます。

 

ポジション保有中の最大含み損

次に、ポジション保有中の
最大含み損に関しても
統計を取った方がいいです。

 

これは、利食いトレードに対して
チェックするのですが、
通常、エントリー後に
含み損がゼロで利食いまで行くことは
ほとんどありません。

損切りにならないまでも
いくらかは逆行されて
含み損を抱えることがほとんどです。

 

この時に利食いトレードの
最大含み損をチェックすることで、
手法の損切り幅を
限界まで小さくすることができます。

 

例えば、
検証している手法の
最大含み損の統計データを出したところ、
平均で-10pipsの含み損に
なっていたとしましょう。

これによって、損切り幅を
-10pipsより少し余裕をもって
-15pipsなどに設定すれば、
最小限の損切り幅で
トレードができることになります。

 

ポジション保有中の最大含み益

ポジション保有中の
最大含み損をチェックしたら
最大含み益に関しても
統計を出しましょう。

 

これは損切りトレードに対して
チェックをすることになります。

この統計を出すことで、
どのくらいの含み益になったら
レートが戻ってきて
損切りになりやすいのかを
把握できます。

 

例えば、
平均して20pipsの利益が乗ったら、
レートが戻ってきて
損切りになりやすいと
わかったとしましょう。

そしたら、
20pipsの含み益になったら
損切りを建値にずらせば、
無駄な損失を防げますよね。

 

もしくは、
20pipsの含み益で
半分利食いをするなどして、

“残りは建値に設定して放置”

なんてことをすれば、
利益確保につながりますよね。

 

以上が、私が考える、
FXの検証で取るべき
統計データになります。

これらのデータを取れば、
検証した手法の特性が
細かくわかるので、
より効果的にトレードができます。

 

統計データはたくさん取ることが重要

上記では、FXの検証で
取るべき統計データについて
お伝えしました。

 

しかし、統計データは
取る項目も重要ですが、
何よりも重要なのは
多くのデータを取ることです

 

なぜなら、
統計というのは確率なので、
データを取れば取るほど、
正しい結果が出るからです。

 

例えば、
サイコロの目が出る確率って
6分の1って言われてますよね。

だから、6回サイコロを振れば、
各目が1回ずつ出ると思いますよね。

 

しかし、実は6分の1に近づくには
とある研究機関のテスト結果では
2000回振ってやっと
6分の1に近づいたそうです。

ということは、
FXの検証で取る統計データも
手法の正確な勝率などを把握するには
サイコロと似たように
多くのデータが必要になるわけです。

 

ですから、手法の検証をする時は
できる限り多くのデータを取りましょう。

私の経験上だと、
最低でも100個以上は
データを取った方がいいです。

 

けっこう面倒くさい作業ですが、
これをやることで
手法の優位性がよりはっきりして、
安定したトレードができるようになるので。

 

まとめ

今回は、FXの検証で
取るべき統計データなどについて、
色々とお伝えしてきました。

FXは確率の世界なので
統計データを取る事は
FXでの勝ちにつながると
思った方がいいです。

 

ただ、統計データを取るにしても、
取る項目を決めておかないと
上手く結果は出ないので、
今回お伝えしたことを
参考にしていただければと思います。

 

もし、手法の検証方法について
よくわからない場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで失敗のしない検証の仕方とは?これで手法が作れる!