海外FXを利用して利益が出ると、
税金を支払う必要があります。

 

ただ、税金を支払うとはいえ、
いったいどのくらいの利益が出たら
税金が発生するのか
よくわからない場合もありますよね。

また、税金を払うタイミングというのも
いったいいつなのか
気になる部分ではあると思います。

 

そこで今回は、海外FXで利益を出した場合、

・いくらから税金が発生するのか?
・税金を支払うタイミングはいつなのか?

といったことをお伝えしていきます。

 

海外FXで税金が発生するタイミング

海外FXで利益を出した場合、
税金の区分は雑所得となります。

そしてこの雑所得は、
年間の利益が20万以上になったら
税金の支払いが必要になります。

 

逆に海外FXで出た利益が
年間20万円を下回る場合は
申告をしなくてもいいので、
“税金を支払わなくてもいい”
ということになります。

 

因みに利益というのは、
経費を引いた金額の事を指します。

だから、
海外FXでの純利益が20万以上になっても、
経費を入れて20万円未満になれば、
確定申告をする必要はありません。

 

住民税は支払う必要がある?

雑所得の場合、
年間の利益が20万を下回ると
確定申告をする必要がありません。

つまり、
20万に満たない利益に関しては
税金を支払う必要がないのです。

 

ただ、”申告をする必要がない”
というのは、
所得税に関してのみらしいです。

 

だから、20万円に満たなくても、
この内の10%は
“住民税を支払う必要がある”
と言われています。

 

でも、ちょっと考えてみてください。

 

住民税というのは、
前年の利益額に対して
10%掛かるようになっています。

ということは、20万未満の利益は
確定申告する必要がないなら、
この分の利益はゼロと見なしていいので、
住民税も掛からないことになりますよね。

 

この辺りの矛盾が出てくるので、
“所得税だけ払わなくていい”
というのは少し謎です。

わざわざ自分から
税金をすすんで払う人なんて
いったいどのくらいいるのか?
って感じですよね。

 

海外FXの利益分の税金を支払うタイミング

仮に海外FXを利用して
20万以上の利益が出た場合、
確定申告をして
税金を支払う必要があります。

 

そして、この税金には、

・所得税
・住民税

この2つの税金の支払いが必要です。

 

所得税を払うタイミング

所得税に関しては、
確定申告の最終期限日までになります。

 

例えば、確定申告の受付期限が、
2月15日~3月15日となっていた場合、
3月15日までに払う必要があります。

しかも、所得税に関しては
確定申告後に支払い通知も来ないので、
自主的に支払いに行く必要があります。

 

だから、
確定申告が終わったからといって
ほっとして所得税の支払いを
忘れないようにしましょう。

仮に期限を過ぎてしまうと
延滞料金が掛かってくるので
注意しましょう。

 

住民税を払うタイミング

住民税に関しては、
確定申告後に税務署で
計算する必要があるので、
すぐに払う必要はありません。

しかも、住民税だと
支払通知書がちゃんと来るので、
それさえ見逃さなければ
忘れることはないでしょう。

 

因みに、住民税の場合、
6月に支払い通知書が届きます。

 

また、住民税は分割になるので、
6月、8月、10月、翌年1月の
4回に分けて支払う必要があります。

 

この出費はけっこう痛いんですよね。

仮に住民税が50万だとしたら、
1回で10万以上もっていかれますからね。

サラリーマンであれば、
12ヶ月分に分割されて
給料から引かれていくので
そこまで気にならないですが。

 

サラリーマンは少し注意が必要

住民税の支払いタイミングは
基本的に6月以降になるのですが、
サラリーマンの場合は
少し注意が必要です。

 

なぜなら、サラリーマンの場合、
住民税は給与から天引きですよね。

ということは、
会社へ住民税の金額が通知されるわけです。

 

その時に海外FXで利益を出していると、
給料から支払う住民税の金額に加えて、
海外FXでの住民税も加算された金額が
会社へ通知されるわけです。

 

だから、会社の経理の人が、

「こいつだけ何でこんなに税金が高いんだ?」
「ひょっとして副業しているのか!?」

なんて疑われて、
FXをやっていることがバレる可能性があります。

 

でも大丈夫!

バレずに支払う方法があります。

 

実は確定申告書を作成する際に、

・住民税を自分で払う
・給料から天引きする

という選択項目があるんです。

 

例えば、確定申告をする際の
申請書には、

“住民税、事業税に関わる事項”

という項目があります。

 

この項目の中には、

“給与以外の所得に関わる
住民税の徴収方法の選択”

という項目があります。

 

そして、この項目には、

・給与から差引き
・自分で納付

という選択肢があるので、
“自分で納付”に〇をつければ、
給与から天引きされることはないので、
勤務先にばれずに済みます。

 

ここで自分で払うようにしておくと、
6月に住民税の通知書が来るので、
会社にFXをやっていることがバレません。

 

海外FXで得た利益の税率は?

海外FXで得た利益は、
雑所得にあたるので、
利益が大きくなるほど
税率も以下のように上がっていきます。

 

稼いだ利益額 税率
 195万以下 15%
 196~330万 20%
331~695万 30%
696~900万 33%
901~1800万 43%
1801万~4000万 50%
4001万~ 55%

 

これは所得税+住民税の税率になります。

住民税は一律10%なので、
所得税に関しては、
上記の税率から10%を引いた税率になります。

 

海外FXでのデメリットは、
この税率が高い部分ですよね。

それでもトレードにおけるメリットは
海外FXの方が多いですけどね。

 

因みに、所得税の計算方法に関しては
以下の記事でお伝えしています。
海外FXで利益が出た際の所得税はいくら?その計算方法を教えます

 

経費算入で上手く節税をしよう

海外FXの場合、
利益を出せば出すほど
税率が上がっていきますよね。

だから、少しでも税金を抑える為に
経費参入を上手く使っていきましょう。

 

基本的にこの経費というのは、
FXに関わるものであれば
ほとんど経費算入ができます。

 

例えば、

・FXの書籍
・セミナー代金
・塾やコンサル費
・FX商材

といったものを
経費にすることができます。

 

特にFXの塾やコンサル料なんて
30万とか普通にするので、
必ず経費に入れるようにしましょう。

仮に海外FXの利益が
ギリギリ20万円を超えてしまったら
経費で利益を20万未満にすれば
税金を払う必要がなくなりますよ(笑)

 

海外FXの経費算入に関して
詳しく知りたい場合はこちら。
海外FXで経費に入れて良いものは?確定申告で節税!

 

海外FX以外に収入がある場合は注意

例えば、海外FXでの利益意外に、
アフィリエイトなどの収入がある場合、
これも雑所得になるので、
海外FXの利益にプラスされます。

 

例えば、

・海外FXでの利益:+15万
・アフィリエイトでの利益:+6万

となっていた場合、
雑所得での利益が合計20万を超えるので、
確定申告をして
税金を支払う必要があります。

 

だから、FX以外にも、
アフィリエイトなどの収入がある場合は
忘れないように気をつけましょう。

 

国内FXとの損益通算はできる?

海外FXで利益を出したけど、
国内FXでは損失が出た。

そして、損益通算をしたら
合計で20万未満になったので
「税金は支払う必要がないのでは?」
なんて思うかもしれません。

 

ですが、海外FXと国内FXは
損益を合算することができません。

 

この理由として、

・海外FX:総合課税
・国内FX:分離課税

となっていて
税金種類が違うからです。

 

だから、仮に、

・海外FX:+25万
・国内FX:-15万

となった場合でも、
合計+10万というのではなく、
海外FX分に関しては
25万の利益に対して税金が発生します。

 

損益通算について
詳しく知りたい場合はこちら。
海外FXと国内FXで損益通算はできるの??

 

まとめ

今回は、海外FXで利益を出した際の
税金が発生するタイミングや
支払いのタイミングを中心に
お伝えしてきました。

 

海外FXでは利益が20万を超えると、
税金を支払う必要があり、
支払うタイミングとしては、

・所得税:確定申告の期限内
・住民税:6月、8月、10月、翌年1月

となっています。

 

特に所得税に関しては、
支払通知書は来ずに
自分から払いに行く必要があるので、
忘れないように注意しましょう。