FXには両建てという、
売りポジションと買いポジションを
同時に持つ手法が存在します。

ですが、海外FXを利用する場合、
この両建てが禁止の場合と、
そうでない場合があります。

 

では、なぜ両建てが禁止な時と、
OKな時があるのでしょうか?

今回はその理由について
お伝えしていきます。

 

海外FXで両建てがOKな場合

まずは海外FXで両建てがOKな場合ですが、
これは1つの口座で両建てをした時になります。

 

例えば、あなたがとある海外FX業者に
Aという口座を開設したとしましょう。

そして、そのAという口座内で
両建てをする場合は禁止されていません。

 

だから、海外FX業者で両建てをするなら、
1つの口座内で両建てをしていきましょう。

 

海外FXで両建てが禁止されている場合

では次に、海外FXで
両建てが禁止されている場合ですが、
これは違う口座間や、
他の海外FX業者同士で両建てをする場合です。

 

例えば、あなたが、

・海外FX業者Aで口座開設
・海外FX業者Bで口座開設

もしくは、

・海外FX業者Aで口座1を開設
・海外FX業者Aで口座2を開設

といった事をした場合、
これらの口座で両建てをすることが
禁止されています。

 

では、なぜこれらの場合に限って、
両建てが禁止されているのでしょうか?

 

この理由としては、
ゼロカットを狙った両建てを防ぐ為です。

 

なぜなら、海外FX業者には、
ゼロカットといって、
万が一、暴落などによって
自己資金以上に損失を出してしまい、
口座残高がマイナスになると、
マイナス分を補填する仕組みがあります

 

例えば、
あなたの資金が5万円の状態で
買いポジションを持っていて、
突然相場が暴落を起こして
口座残高が-10万になったとしましょう。

この場合、国内FX業者であれば、
-10万円は借金となるので、
FX業者へ支払う必要があります。

 

一方で海外FX業者の場合、
ゼロカットによって、
-10万を補填してくれるので、
借金がチャラになります。

 

ということは、
指標など大きく相場が動く場面で、
両建てをしておくと、
片方のポジションは大きな利益になり、
もう片方のポジションは
損失が限定されるので、
トータルでプラスにすることができます。

 

例えば、あなたが、
5万円の資金をMAXで使って
指標発表直前に両建てをして、
指標発表によって、
大きく上に動いたとしましょう。

 

そしてこの時に

・口座A:+10万円の利益
・口座B:-10万円の損失

となったとしましょう。

 

これだと一見、
プラスマイナスゼロだと思いますが、
海外FXの場合、ゼロカットによって、
損失分の-5万円が補填されます。

こうなると、トータルで見ると、
+5万円の利益が出ることになります。

 

あとはこれをひたすら繰り返していけば、
どんどん資金が増えていくわけです。

海外FX業者を使って両建てを狙う人は、
確実にこの手法を使おうと考えています。

 

しかし、海外FXの場合、
この両建て方法が禁止されています。

なぜなら、
ゼロカットによる損失の補填は、
FX業者側の自己資金で補填しているからです

 

つまり、ゼロカット分に関しては、
FX業者側の損失になるわけです。

その為、両建てによって、
何度もゼロカットを使われると、
FX業者側の損失が膨らんでいき、
最悪倒産になりかねないのです。

 

よって、

・別の海外FX業者間での両建て
・別の口座間での両建て

といった行為は禁止されているのです。

 

別の海外FX業者間の両建てならばれないのでは?

2つの海外FX業者を使って
両建てをすることは禁止されていますが、

「違うFX業者同士なら、
両建てをしてもばれないのでは?」

なんて思うかもしれません。

 

しかし、残念ながら、
ほぼ確実にばれます。

 

なぜなら、昔、この手法が流行って、
海外FX業者が大損をして、
倒産するようなことがありました。

その為、この時の取引傾向が
膨大なデータとして残されたので、
今ではこれによって、
ゼロカット狙いの両建てが
わかるようになっています。

 

それに、
指標だけでトレードをしていると、
“明らかにゼロカット狙い”
というのもわかってしまうので、
このような両建て手法は
今では確実にばれると思った方が良いです。

 

両建てがばれた場合はどうなる?

仮に禁止されている両建てがばれた場合、

・両建て分の利益取り消し
・出金拒否
・口座凍結

といった処置が取られます。

 

しかも、最悪、
ゼロカット分の損失を
補填させられる場合もあります

 

だから、例えばあなたが、
ゼロカットを狙った両建てをして、
ゼロカット分の損失が10万だった場合、
その10万の支払いを求められたり、
出金時に10万円分を差し引かれたり
することがあります。

これはFX業者の規約にも書いてあります。

 

よって、禁止されている両建てを使っても、
ほぼ確実にばれるので、
この手法は使えないと思った方が良いです。

 

異業者でのアービトラージも禁止されている

アービトラージとは、
違うFX業者間での
価格差を狙ったトレード手法です。

基本的にFX業者では、
カバー先の金融機関が違うので、
微妙に価格がずれたり、
レートの動く速度に差があります。

 

その為、もし、一時的にドル円のレートが、

・FX業者A:110円
・FX業者B:110.5円

となっていた場合、
FX業者Aで買って、FX業者Bで売れば、
この50pips分の価格差が利益になります。

 

海外FX業者の場合、その国によって、
カバー先のレートがけっこう変わる事が多いので、
この手法が有効です。

ただ、このアービトラージに関しても、
海外FXでは禁止されています。

 

スワップフリーの口座で両建ても禁止

海外FXの特徴として、
イスラム口座という、
スワップが取られない
口座タイプが存在します。

 

スワップが取られないということは、
マイナススワップになる
ポジションを保有していても、
スワップが掛からないのです。

 

つまり、スワップフリー口座と、
そうでない口座を用意して
両建てをしてずっと放置すれば、
プラス分のスワップを
永遠に貰い続けることができるのです。

 

例えば、
スワップフリーでない口座を使った場合、

・買い:スワップ+80円
・売り:スワップ-90円

となっていたら、
両建てをしたとしても、
毎日-10円もっていかれるので、
資金は徐々に目減りしていきますよね。

 

でも、スワップフリーの海外FX業者と、
スワップがある海外FX業者を利用すれば、
プラスの金利を貰い続けることができます。

 

例えば、

・スワップフリーのFX業者をA社
・スワップありのFX業者をB社

この2つを用意したとしましょう。

 

そして、
B社でドル円を保有した場合、

・買い:+50円のスワップ
・売り:-60円のスワップ

となっていたら、
この業者で両建てをすると、
本来はマイナスです。

 

しかし、
スワップフリーのA社を使うことで、

・B社でドル円買い:+50円のスワップ
・A社でドル円売り:スワップゼロ

となるので、
毎日プラスのスワップ分を
丸々儲けることができるのです。

 

だから、スワップフリーのFX業者と
スワップがあるFX業者を合わせて使えば、
スワップ分は儲かることになります。

 

しかしながら、この両建てに関しても、
海外FX業者では禁止されているので、
使うことができません。

このように、海外FXでは、
スワップやゼロカットなど、
業者の隙をついた両建てに関しては
とにかく禁止されているのです。

 

両建てさえしなければ海外FX業者は使いやすい

基本的に海外FX業者では、
隙を突くような
両建てをすることは禁止されています。

 

ただ、海外FX業者を使う場合、

・ハイレバレッジ
・ボーナス

といったメリットがあるので、
トレード資金が少ない場合は、
使い勝手が凄く良いです。

 

それに、普通にトレードさえしていれば、
万が一大損をして
口座残高がマイナスになったとしても、
ゼロカットによって、
マイナス分は補填してくれます。

その為、海外FXを利用するなら、
普通にトレードをするのが一番です。

 

まとめ

今回は、海外FXでの両建てが

・禁止されている場合
・OKな場合

この2つについて
お伝えしてきました。

 

まだ海外FXがマイナーで
FX業者自体も整備されていなかった時は、
ゼロカットやスワップフリーを使った
両建てができたのですが、
今ではもう無理です。

その為、変に楽して稼ごうとせずに、
実力で稼いでいくのが一番です。

それに、こういう特殊な手法は
寿命が短いですしね。